本好きの癒しスポット「ブックオフ」が関東で続々と閉店していることにご存じでしょうか。
東京では、2024年10月13日「阿佐ヶ谷南店」が閉店が決まっており、
10月20日には「新高円寺駅店」と「学芸大学駅前店」が同時に閉店するとのこと。
また千葉は、10月20日に「行徳駅前店」の閉店が告知されております。
私は小説・漫画が大好きで、ブックオフには度々お世話になっており
閉店している店舗が増えてるという事実に衝撃を受けました。
なぜ、閉店が相次いでいるのか気になったので調べてみたところ…
大きく【3つ】の理由が考えられました。
こちらの詳しい内容をご紹介していきます。
1.本を買う人が減った
インターネットやスマートフォンの普及により、電子書籍やオンラインの記事、ニュースサイト、SNSなど、
無料や安価で利用できるデジタルコンテンツが増えました。
また、スマホゲーム、ストリーミングサービス(NetflixやYouTubeなど)、ソーシャルメディアなど、
他の娯楽が豊富にあります。
特に若い世代は、これらのデジタル娯楽に多くの時間利用しており、読書の時間が減少しています。
これらの理由により、紙の本を手に取る人が減少していると考えられます。
2.扱っている本の質が悪化した
中古商品を取り扱っている場合、一般の利用者からの買取が主な仕入れ方法です。
地域密着型の買取の場合、幅広いジャンルの商品の仕入れがしにくい、といった事が起こりえます。
また、昨今は消費者の好みやトレンドの変化が大変早く、
あるジャンルやタイプの本が急に売れなくなることがあります。
その結果、扱っている本に偏りがおきたり、店舗に売れ残りが増え、長期間在庫として置かれることで
商品の質や物自体の品質が悪化していくことが起きやすいです。
質が悪化するとお客さんが離れ、その店舗の業績が悪化してしまい閉店…といった結果になってしまうことも。
3.オークションサイトが対等
オークションサイトは、個人の直接売買で価格を自由に設定できるため、
売る人はより高い利益を得ることができます。
ブックオフは店舗が定めた一定の基準に基づいて価格を決定しています。
そのため、ブックオフでは買取価格が安くと感じた人が、オークションサイトで売買する選択肢が増え、
実店舗で売買する必要がなくなりました。
オークションサイトはブックオフを補完する役割を果たしているとも言えます。
以上、考えられる3つの理由をご紹介いたしました。
今回の件でブックオフについて調べてみたら、さまざまな事業展開されていることも分かりました!
【国内ブックオフ事業】【プレミアムサービス事業】【海外事業】の3つを勢力的に取り組んでいるとのこと。
そしてなんと!ブックオフの公式アプリ会員数は640万人を突破!
しており、実店舗は閉店していても、ブックオフはこれから変化しながら新しい姿をみせてくれそうです。
今後のブックオフの事業展開にも目が離せませんね!